水景絵画の世界は水槽の中に世界を描くわけですが、水槽の中は地球そのものです。

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これはどういうことかというと、自然の仕組みをそのまま利用しているからです。

一般的には水槽に砂利を敷いて、濾過槽をセットして、酸素のブクブクを入れて、金魚やメダカを入れるという感覚の方が多いと思います。

ですが、水景絵画の場合は違います。

水景絵画の世界は自然循環型の仕組みを利用して作り上げるのです。


まずは水草を植えるために『ソイル』という土を入れます。

砂利ではなく、土というのがポイントです。

ソイルというのはこういう物です。

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土を入れると水が濁ってしまうのではないかと思いますが、水槽専用の土は粒が丸くしっかりしているので、そのまま水を入れても潰れないし、濁りません。

この粒の様な丸い土の中には、栄養素が含まれていたり、水を軟水にする作用があったり、物によっては濁りを吸着する作用の物もあったりします。

このソイルを入れることで水草が根を張りやすく成長しやすい環境を作り上げることができます。

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砂利や砂でも出来ないわけではありませんが、難易度が高くなります。

初心者の方はソイルを使って始めましょう。

水景絵画の最初の一歩です。